立憲民主党 西村幹事長会見 3/22 〜政府予算承認の日
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今回のトピックは、クミチャンネルの質問、バックパネルのデザイン変更についてです。前回、代表記者会見の日に、後から広報に問い合わせをしたのですが、コールバックが無くて。。。
以前の濃紺のパネルを、わざわざ外しての代表会見も気になっていたので、こんなことは口に出さない方が普通なのかもしれませんが、ブルージャパンの件で、泉代表が以前、「広告代理店は費用対効果の良いものを選びたい」と厳しい結論を出していたのを思い出し、伺ってみたのです。
報道部庁の関田さんも、参議院選挙公募のデザインが「後ろ向き」なので「どうしたんですか?」と聞いたら「職員の自分たちで作ったからさ。ブルージャパンは今はほぼ使っていないの。」とこの間、仰っていまして、<本当にやめたのか!>と、咄嗟に思ったのですよ。
広告代理店に湯水のように政党助成金を支払うのを止めて?このパネルデザインも、広報内部で作成されたのだそうです。。(これも終了後に関田さんに聞いた話。)現在、職員の広報部隊は20名ほど。国会中継の本数もTwitterでの質疑内容配信も最近は大幅に増えています。Newsの記事も1日に5−6本。文字通り、大車輪ではないでしょうか。
なんかこう、本の挿絵のようなヘタウマ感が微笑ましく、あの濃紺のパネルはいかにも福山幹事長の鋭い感じを表していましたが、このパネルは小川さんや西村さんの優しい表情には好相性で、可愛い。
そして和かな笑顔顔の泉健太代表も、側に寄ってみると以外にも厳しい表情をお持ちですが、このパネルですと持ち前の明るさと若々しさが、爽やかに彩られます。
====ここからは議事録になります====
18日、各党の代表への「一人区調整申し入れ協議開始」の報告
共産党とは、社民党とは順当に。れいわにも申し入れ。
特に共産党とは「現政権に厳しい審判を下す」という合言葉が成立。
今後は、実務者間で調整を行うことになり、一任する。
国民民主党とは、引き続き話し合いの調整を行う。
常任幹事会が、党本部で久々に、リアルで開催された。
広報本部と総合選対本部に役員を追加した件
福島、岩手、の地震災害について対策本部や情報連絡室を設置した件
政調審議会、国会法案、議員立法の審査についての報告があり
参議院選挙総支部の設立、各自治体選挙についての報告、
衆議院選挙の後任内定、辞退は参議院選挙への振替
参議院議員選挙、5人公認増える など。
新年度予算案の採決。我々はもちろん反対。
予算内には、出費不要と思われるものもあるからだ。
今季は党議拘束を破って反対した方もいるらしい(国民民主党)
その方は、大変、重い決断をされたと思っている。
経済対策について
今日の成立予算ではコロナ対策と物価対策が不備と考える。
4月上旬を目指して編み、公約を提示して行く予定。
子育て政策について。「我が国の政策のど真ん中に据える?」
自民の子供家庭庁法案は理念なき箱物法案で実質的価値は薄いと考える。
わが党は対案として4月1日に子供総合基本法案を提出している。
並べて審議をしていただきたい。
ウクライナ情勢、国際社会が一致して行動する必要あり。
インドのモディ首相からの働きかけを行ってもらうよう働きかけ
中国の出方について、18日にオンライン会談あった。曖昧だった。
しかし、中国主席には「建設的な役割を果たす」という言葉もある。
そこに沿って国際社会とともに働きかけて行くことを求めて行きたい。
林外務大臣の件、山口県の副知事が、後援会への入会を勧めた件。
このことについて、山口県庁が調査報告書を明らかにしたことに驚き。
県の管理職の8割が公正性を忘れ、常態化していたという報告。
このような調査が行われたことには画期的であり、重大な出来事。
一強支配では、政治は歪められる。忖度政治が横行する。
政権交代のできる状態を作る必要がある。
そこに向かって、全国でこのような傾向が進むといいと思っている。
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毎日新聞 宮原さん>
国民民主党は与党という認識になったと思うが、候補者調整はやっぱりやるんですか?整合性について教えて欲しい。地域差があるのは承知。
西村:今回の国民民主党は理解できません。現政権に代わる、というコンセプトはあったはず。しかし、これからも自公政権の議席を減らすことは続けて行く。緊張感のある国会のバランスを取る必要もある。辺野古の予算、カジノの予算、膨大な予備費、間違っている。困窮する国民が放置されている、間違った予算です。今回の国民民主党の賛成行為には理解しかねる。
新潟日報 山田:
片桐氏の推薦希望を受けなかった。自主投票となった、それをどう受け止めるのか?現職支持の連合と県連の関係が影響しているのか?
西村:本部には上がってこない話です。連合さんと我々は別組織ですので、双方にそれぞれの見方や意見があるのは当然でしょう。
時事通信 木田:
国民民主党に関して、質問時間の割り振りを野党で割くのはおかしい、与党の方で時間を貰えばいいじゃないか、ということになりませんか。選挙調整をするのは国民に誤解を招くと思いますが、それでよいのですか?
西村:
与党の予算案を丸々承認したのであれば、これまで時間を融通してきましたが、そこを踏まえて、そのようになって行くと思います。国民民主党については代表が話し合いの申し入れをしたいのですがまだ成立しておりませんが、自公の議席を減らすためには候補者調整は努力しなくてはならないことと考えています。責任を果たすために丁寧な調整をするつもりです。
産経新聞 沢田:
ロシアが平和条約交渉の中断を表明しましたが、お受け止めをお願いします。
西村:
総理も色々な答弁をされています。私もロシアによるウクライナ侵攻(現状変更への試み)を強く非難しております。平和条約の交渉を展望するのは困難、北方領土の問題を解決して平和条約を締結するという方向性は維持するという政府の態度は正しいが、コメントすべき状況ではない。国際社会と足並みを揃える方が今の段階では大事だと思う。
神奈川新聞 石川:
寺崎さんの公認内定について。二人目の擁立はどうするのか。共倒れの懸念はないか?情勢によっては一本かもあるのか?
西村:
女性候補52%、少し下がってきたので女性候補も欲しい。私としてはお願いしている、というか県連と調整しています。今の時点ではっきり言
えることはない。
??新聞社 中村:
山陰の石川県補欠選挙について、泉新体制になってから、初の国政選挙になります。位置づけを教えてください。なかなか決まらないようですが、落下傘もあるのかどうか、伺いたいです。
西村:
県連の擁立を見守っています。ここでしっかりと闘って勢いをつけて行きたい。
フリーランス 宮崎:
事務局長交代してどうか?37人の支部長、少なくないか?なぜ、頑張っている人が総支部長に慣れないのですか
西村:
党人事にお詳しくていらっしゃいます。新体制で頑張っています。出身政党によって何かという回答はございません。支部長は状況が整い次第、時間と共に増えて行きます。衆議院の総支部長にかける時間が取れなかった、という点はありますが、選対はそれをちゃんと進めています。地域との話し合いやご本人との調整で時間がかかったている点もございます。遅れているところは本部からもインスパイアして行きたい。
朝日新聞 横山:
候補者調整の開始について、共通政策を掲げるかどうか。必要性はどうなんでしょうか。何か旗印は掲げないのですか?公認辞任の方、佐伯さん、参議院選挙を見据えてという意味は「推薦」という意味なのでしょうか。
西村:
合意内容は、候補者調整を開始する、ということであり、共産党さんとは「現政権に厳しい審判を下す」ということだけです。政策提言もしっかりして、与野党のバランスを適正にし、行政監視をできるように
改善する、これがまず先だと思います。「自公政権と対峙して行く」というのが旗印です。参議院選挙を見据えますが、素材として「推薦」という言葉は出ていません。
北海道新聞 袖山:
時事通信さんへの回答で「国民を与党とみなして行く」という回答をいただいていましたが、候補者調整で統一候補を作るのは矛盾しないでしょうか。代表が本日、ぶら下がりに応じなかった何らかの状況があったのでしょうか。
西村:
本会議前は、翻意を願ったという部分があります。今は先方が結論を出しました。私としては、もう与党側と思うしかありません。代表がみなさんを避けたのではなく、今日は常任幹事会もありましたし、私の会見日でしたので、こうなりました。
フリーランス 小山:
後ろのパネルのデザインが変わりましたが、どんな経緯がったのか、新デザインが何を示すのか教えてください。広告代理店を変えたのでしょうか?また、幹事長は党大会で予算の配分で広告費を増やすと言っていましたが、それは何でしょうか?中央ですか?地方ですか?
西村:
気づいていただいてありがとうございます。逢坂広報本部長を中心に、報道のメンバーと、一期生にも入っていただいて、皆で作りました。立体的で躍動しているチームであると表現したいということで選ばれました。広告代理店ではなく、一期生の「もっと明るくしませんか」という意見でこれに決まりました。予算は選挙対策に厚く張っています。参議院選挙ですので中央が主ですが、統一地方選もありますので、そちらにも配慮しています。
堀田カメラマン:
立憲の後押しで県議になった人なのに、市長選でその肩書をとってしまっている。立憲ともあろうものが、何故こう言ったことで、公認をとったり推薦をしたりしないのか?
西村:
党の関与ができるようであれば、私はその方が望ましいと考えているが、その地域の事情で、ご本人が公認を望んでいないのではないか、県連の方も苦労されていると思っている。
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