立憲民主党が衆院選で大きく票を伸ばすことができたのは何故か?

立憲の会議の予定は、立憲NEWSにて、前日の夕方までに翌日の党日程として示されます。 12/25クリスマス。この日は朝イチで畜産物価格に関する省庁担当者からのヒアリング会があり、同日午後に、食料・農業・農村政策WT・農林水産部門合同会議が開催され、注目の『食料・農業・農村基本法改正』(輸出・輸入等)について、農林水産省より報告・協議事項ありました。
小山久美子(Moniquekumi) 2025.02.06
誰でも

なぜ、立憲民主党は衆院選に勝利できたのでしょうか?


野田総理は、政治と金問題だ、パーティ券問題だと矮小化します。しかしハッキリ言って実は、地域で自民党に頼ってきた農家さん達が大勢、連携して立憲民主党に乗り換えたからではないか?と筆者は考えています。

亀井亜希子 島根一区で自民党候補を破り、勝利した。父は自民党議員だった。

亀井亜希子 島根一区で自民党候補を破り、勝利した。父は自民党議員だった。

農家や漁協の話をよく聞き、苦しみを理解し、立憲の貢献を約束した。

農家や漁協の話をよく聞き、苦しみを理解し、立憲の貢献を約束した。

前衆議院議長の細田博之氏の地盤、島根一区で自民党候補を破った立憲民主党の亀井あきこ議員の勝因としてテレビの報道番組に取材された農家の皆さんは、「裏金の事もあって今度という今度は許せない。自民党から亀井さんに乗り換えるように仲間と意を結した。」と気持ちを吐露してました。

しかし、全国的に起こった農家の離反は、テレビのインタビューに答えられた「裏金事由」だけではなかったと考えられます。24年ぶりに改定された農業の憲法改訂版「食糧・農業・農村基本法」が、農業の憲法と期待されていたにも関わらず、思いっきり期待外れのものだったからです。

野党の附帯決議を読むと、自民党案の問題が素早く頭に入ってきます。

それと言うのも、外資からの惨たらしい命令を受け、それを何とか実現するための道を拓く内容であった事は、減反政策の挙句に米不足、時給十円と言われてもそれでも奉仕の気持ちで米の栽培を続けてきた多くの農家にとって絶望の極みでしかありませんでした。そして日本の農家にとって改善して欲しい部分には、何一つ応えていなかったのです。更に命令の強化や罰則まで作っているのですから空いた口が塞がりません。

岸田政権の「新しい資本主義」に基づき、これまで森山現幹事長を筆頭にし、理想の農政を練り上げて考えて来た、温かな「超党派議連」の目指してきた高みは、無念にも全て却下されてしまいました、と言う事を取材で掴む事が出来ました。

皆さんに覚えておいていただきたいのは、財務省寄りの岸田文雄の政策は、詰まるところはグローバリストへの貢献であり、彼の唱える「新しい資本主義」は、国民を一時的に気休め的にあやそうとも、最終的に日本国民の未来を根本的に健全にするものでは決してない、という事です。

象徴的に言えば、自民党議員は誰もが最早、自らの海外勢力からの利権への使命感が彼等の頭脳の大半を占拠していると言う事は明らかです。やはりパーティ券を通じて海外勢力に買収された自民党政権の作ったものは、海外アグリメジャーによる大規模農業への道を切り開く為の内容だった訳で、恥ずかしいにも程がありますね。

皆さんにとって、その先の現実は予想以上の事だと思いますので、ここからも良く読んで欲しいのですが、現政権の政治は「現場を無視」なんてもんじゃありません。国内の農業を滅ぼして、三井三菱住友などの国内メジャーをクッションにトリックを仕掛け、彼等のwinwin の関係で勝手に民間企業間で肯定される「国民への暴挙」を受け入れさせる為に、わざわざ農業の憲法を変態化させたのです。

※外から国内法を変えさせるのは、スイスで40年の月日を費やして研究された、経済侵略〜新自由主義手法に拠るものであり、日本的モラルには到底理解出来ないアンフェアなものです。)変態化した憲法と言うのは、取り扱い不能であるだけでなく有害なのは勿論のことです。ご参考までにこちらの記事もどうぞ!


皆さんは牛のゲップや水田から出てくるメタンガスが地球温暖化にとって促進要素であり排除すべきであるという屁理屈を聞いたことがありませんか?最近の地球温暖化に関するプロバガンダは、排出権取引というマネーゲームに毒されたせいか、一部の富裕層や権力者にとって言い訳に使われる陳腐なものに成り下がってしまいました。牛のゲップも水田のメタンガスについても、実は殺人ワクチンで人口を大幅に減少させようとして来たダポス会議の有識者ヅラをした人々が唱えているのです。なんとあの、モンサントのグリサホートの為にね。。。どんな言い訳も無用です。

日本の国内農家をなるべく廃業させていくことを促進する農政は、とりもなおさず国際勢力に買収された政府与党が取る方針ですが、水田を地球温暖化により存在否定していくという価値観誘導を、ダポス会議の有識者を介して促されるというのも、意外とわかりやすい動機によるものでした。なぜならモンサントのラウンドアップに含まれるグリサホートが水田ではうまく働かない事、大型トラクターで耕すには畝で区切られた水田がもどかしく大規模農業の邪魔である事が理由であります。

更にこのモンサント(バイエルン)の食物安全性に関する大実験の都合を、「勝ち組組合」のダポス会議が虚偽の論説を使って後押ししているという事なのです。というか、アメリカに居場所が無くなったから、実験も何も、日本に市場を求めて、詭弁の価値観を押し付けてきていると言う事ですよね。

拝金主義の極みとして、自分勝手で、愚かすぎて、くだらなくて、情けなくて涙が出ませんか?こんな人々を調子に乗らせておいて、地球や地球人類が大丈夫なはずがありません。

外資による大規模な栽培実験は、農薬と農薬耐性のある不自然な稲や野菜を作りますが、また食物を食べる人間達の健康被害や寿命調整の実験場と化す事をも示しています。日本人は人口削減のついでに人体実験に使っていけばいいよね、という、彼等の思惑も透けて見えます。

企業人がゴマンと出向して来ている謎の内閣府が「各分野に連動する網羅的政策」として訳知り顔で編んだ法案でした。農水省の役人はその下で内閣府の方針に従って仕事をせねばならない、という事で、農家の辛い現実や現場の意見が反映されるはずもなく、全ては経済的関知からの内閣府作、机上の空論により法律が編まれていると言うのが日本の現状と言っても過言ではありません。筆者は立憲の代表記者会見で、「内閣府は他の省庁より上なのか?」と質問してみた事がありました。回答はそんなはずはないでしょうと、否でした。そうあるべきですけど、そうではないのでは?

自由貿易協定辺りから多発しているイルミナティ契約ですが、大体が表書の理念の部分でトップである契約者を騙すように作られています。肝心の悪意は細則の細部に宿るわけですが、例外なく末端労働者にしか発見できない非民主制、非合理性、破壊性、犯罪性に満ちたものです。ですから今回も、こういった事は現場で自然の調和とその意図をよく理解し、良心的に農作物を作ってきた農家さんこそが、気付ける内容だったのです。ましてや、元農水省の山田正彦氏や、東大の鈴木宣弘教授らは、10年も前から全国の農家さんに、「自由貿易」の豊かな名の下に何が起きようとしているか(不自由な未来、貧困、飢えが仕組まれていく事)を、言葉を慎重に選んで説き続けましたので、その成果とも言えるでしょう。

徳永えりの、農水キャラバン

徳永えりの、農水キャラバン

さて、TPP 違憲訴訟を闘ってきた山田正彦先生を中心とする訴訟団とそのフォロワーには身に染みて解っていた事ですが、取材に参加していた我々も含め、NZがweb上に掲載したものを翻訳チームが必死に訳して、訴訟団とその応援団は交渉の事前に、TPPの規約の細部に何が書かれていたのか気がつきました。一同、目がクラクラしたものです。

①トップがメクラ印を押す為の表書きには美辞麗句が並ぶ。

②秘密交渉が徹底されているため、秘密保護法によって官僚が内容情報の流出を止められる。

③実際に細則を読んで、これは凡ゆる現場を混乱に陥れ、良いものを作らせまいとするファシズムだ!と読んだ段階で気がつくのは末端労働者になり、彼等は交渉の場に居られない

農家や第一次産業者達は、これまでの自民党政治の票田・足場とされてきたにも関わらず、素直な農家はずっと痛めつけられてきましたし、もはや産業とも呼べないレベルまで現実をこれでもかと叩き落とされて来ました。日本がなぜ日本なのか一番わかっている農民が、パーティ券騒動でこれまでの過ちが何によるものだったかハッキリと悟った時、最早、言い訳を聞き入れる余地はないのでした。

政府与党は完全に間違っており、お天道様に背く偽物の政治をやってきたんだとl

最近はヨーロッパに倣ってトラクター・デモを行う動きが各地で出ています。

最近はヨーロッパに倣ってトラクター・デモを行う動きが各地で出ています。


その背筋も凍るロードマップにJAさんさえもが、、立憲の農業大綱を支持し、「所得保障に舵を切るしかない」と、全国に立憲民主党への投票を呼びかけている状況なのです

東京JA新聞社に於いての株主勉強会にて。谷口信和農協研究会会長(東京大学名誉教授)

東京JA新聞社に於いての株主勉強会にて。谷口信和農協研究会会長(東京大学名誉教授)


各地で自民党を黙々と支えてきた農民票が、パーティ券問題の発覚を皮切りにし、来たるロードマップを見抜いた上で、連携して立ち上がり、ちゃぶ台返しをしたのが、衆院選の結果です。

野田代表は理由を「パーティ券どまり」にして履き違えないでいただきたいと思います。折角、JAさんさえ味方しているのですから!!

立憲民主党が政策で評価を受けたのは、何よりも国民全体に対する平な目線、所得保障を実現する為の農業政策です。そして種を巡る問題を認識し、食べて安全な伝統的農業を重んじるための安全性追求という日本人にとって大切な理念です。

ましてや世界にダポス会議の被害を広げない為にも、です。外資による人体実験阻止の大仕事ですからね。

更には、森山氏を筆頭にした超党派議連を通してクオリティを高め、しっかりと編んだ農業政策が全国的に支持を集め、現実、多くの立憲民主党から出馬した地方議員の当選にも繋がっています。地方議員が地元の農家に頼られていれば、国政選挙でも票を集める事が可能になるのです。

▼立憲民主党 農業政策大綱

(金子恵美さん、神谷裕さん、徳永えりさん、田名部匡代さん、お疲れ様です。ありがとうございます。)


立憲民主党が、何より先んじて今年、実現に向けて熱意を注ぐべきは、イザナギとイザナミが紀元前、全国で葦を抜き、水稲を植えて回った縄文時代の有志以来、皇道と政(まつりごと)そのもの、国家の根幹である水田を守る事、そして畜産や漁業を含む第一次産業政策なのではないでしょうか。

歴代の天皇が稲に関する儀式を四季折々に行ってきました。日本の稲には文字通り、神が宿るのです。

歴代の天皇が稲に関する儀式を四季折々に行ってきました。日本の稲には文字通り、神が宿るのです。

ダポス会議の言う「牛のゲップ」「水田のメタンガス」は陰謀なので無視すべし。増産だ!増産だ!増産だ!

ダポス会議の言う「牛のゲップ」「水田のメタンガス」は陰謀なので無視すべし。増産だ!増産だ!増産だ!

そして、稲には不思議な力がありますね。米にも、糠にも、藁にも、何か人知を超えた神性があり、彼等の為すことは全て善意、良い事としか思えないのです。

米食パワーと叡智の源であり、糠は人体に好ましい乳酸菌を作り、食せば病を治し、藁は温もりを与え、屋根を護り、炙れば味をよくし、縄をなえば神の依り所、屋根にすれば、神を降ろすと言います。天皇の行事を行う社に、予算の節約だと言って藁葺き屋根を作らなかった事がありますが、それでは神様が降りて来れないと、神事に詳しい有識者が激しく抗議していた事を思い出します。

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