議場に帰って来た、山本太郎!!2月9日内閣委員会質疑と記者会見♫
前回の選挙では最高得票数にも関わらず、車椅子の2名を先に参院選に押し上げて落選、都知事選にも結局、出馬して東京中で積極財政が可能であることを説明し、結果として各地方自治体に地方債の利用を総務省から奨励させるに至りました。
「喚起した世論」によって全国の市民に発言の勇気を与え、他党の議員の気概に影響を与え、馬淵氏と共同代表で「消費税減税研究会」を成功させるなど、国会の外から国民を通して与党のお尻を叩くなど、大きな実績を出されてきたと言えるでしょう。
休みなく、街宣活動を続けるうちに、安倍晋三総理大臣が、山本太郎さんの説明をそのまま「擦って返せばいいんです。大丈夫ですよ。」と言い出したのでした。新潟県三条市で発言したところがテレビに映り、太郎さんは、思わず顔をほころばせましたね。
元々、アベノミクス3本の矢の一つ目の矢は金融緩和ですから、MMTの実施であったわけです。ただ「財政出動」がなされず、金融の世界にブタ積みされちゃってたのかな?2本目以降の矢が放たれなかったわけです。アベノミクス設計者の、内閣参与だった藤井聡京都大学教授は立腹していたのですがね。
きっと安倍総理は、山本太郎の説明が「初めて腑に落ちた」んでしょう。本当によかったなあ・・・と思ったもんです。でも、案の定、そんなことを言い出した安倍晋三くんは、総理の座を降りることになりました。何かしら、追い詰められたんでしょうね。コワイもんだ!!
消費税を上げろ!と白人(ジャパンハンドラーズ)に言われると、それなりに涙を浮かべていたのが、安倍晋三です。愛国心は評価が高かったですが、官邸の取り巻きとか、外務省連絡とか、カルト官僚のせいで、歪められていたのかもしれない。安倍ちゃんは、自分が降りたあと、総裁選に高市早苗を擁立し、出馬会見ではっきりと「プライマリーバランスの追求はこの非常時、凍結します。積極財政に切り替え、国債を発行して多くの財政出動を行います」という公約を述べさせましたよね。
まさにこの記者会見の日、2月9日ですが、自民党では安藤裕グループ(安藤氏は現在離党)が、安倍晋三を講師に迎え、この様な勉強会を発足させました。造反扱いされ、自民党を辞した安藤裕さんは、このことは大変に喜ばれました。
【自民党の有志議員は9日、「責任ある積極財政を推進する議員連盟」を立ち上げ】▼日本経済新聞記事2月9日20時https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA097BY0Z00C22A2000000/?fbclid=IwAR2SBM_zIMK6AnDP7u5tQTxaOUiKY0DDgP1ViULpxMdjkLoiHWxFxVgR-eM
管政権になってから、野党超党派の議員連盟である「消費税減税研究会」は昨年5月末日に答申を発表。私は当時、これを大変画期的なことだと思い、詳しく報じていましたが、さほど報じるメディアもなく、それに驚きましたね。
▼消費税減税研究会を紹介するクミチャンネル連投記事をこちらにまとめました。参加者や講師の情報から、順を追って答申の内容を理解できるようになっています。
この研究会には立憲民主党の議員も多かったため、6月に落合貴之議員が江田憲司議員は、経済政策の部会から積極財政の経済政策を提出。減税施策への道のりは示したものの、しかし枝野前代表はなかなか取り合わず、結局、立憲民主党としての政策発表は、衆院選直前になりました。
しかし、時限とはいえ消費税を5%目処に減税するという方針は、国民民主党にも共産党にも受け入れられていたので、立憲民主党が折あったことは大きく、野党共闘が実現したことに拍手鳴りやまぬことに・・・
かと思いきや、立憲民主党が山本太郎代表を「焦らした」結果、枝野幸男代表と、直下の幹部や平野選対長の意向が噛み合っていず、選挙区調整の件ではトラブルが起きてしまいました。
山本太郎さんは、2年間地道に活動してきた仲間を、苦渋の決断で多数降ろしましたが、自らの小選挙区を内定があった東京8区を梯子外しで削られ、更にはれいわには一つの代表区も与えられず、比例票で東京2位の北村イタル氏を押し上げるまで配分できませんでした。
と、いうわけで、ある意味では「惨敗」を期しながらも、やっとやっとやっと、山本太郎氏は議場に立てました。。。。。
そんなれいわ新選組代表の山本太郎さん、学歴差別や恐怖利権の渦巻く中、党組織人としての経験を問われる中、まだまだこれからも、中堅としては経験不足とみられ、足元を見られることもあるでしょう。だって、当たり前じゃないですか。日本を代表する優秀な人達の集まりですからね。東大卒だってうじゃうじゃしてて、ちっとも威張れない所なんですからね。
今回は、なんとか、立憲民主党に席を置く小沢一郎さんが懲罰委員会と代わってくださったようで、重要な内閣委員会に出られることになりましたけれども、小政党歩合、ということで質問時間が激少なく、たったの15分。うううう・・・せっかく役者なのに、導入から緩急つけて、オチつけて、いる時間がありません。
私は参議委員議員時代、議員始めの頃から山本太郎さんの傍聴には何度も入らせてもらっていましたが、今回は実力を十分に発揮できたとは言い難い状況になりました。単独党首として初めての委員会質疑でしたが、何というか、見くびられている、アウェイな雰囲気がしました。
山本太郎代表もそれを感じていたようで、ちょっとオドオドしていたように映りましたが・・・本当はどうだったでしょうかね。
▼内閣委員会 2/10 なるみ「山本太郎を伝える動画」さんより
引用衆議院インターネット審議中継を使う場合、議員の頭出しができます。▼https://www.shugiintv.go.jp/jp/2月9日、内閣委員会で検索してください。(説明欄の議員の名前をクリック)= 当日の質疑に関する記事 =
= この日の記者会見からのマスコミ記事 =
▼スポーツ報知 (一律給付を請願)
山本太郎さんが挙げた最悪のケースはというと、
「コロナによる企業倒産や業績不振による、予定されていなかった解雇」
「これまでずっと非正規で働いてきたため、貯金はなし」
「発熱して、外出が憚られる」
「雇用は細切れで職場の仲間に頼れない、家族とも離れている」
「一度信用ができても、分断社会に生きて、助けを求める相手がいない」
という想定しての話をしたのですが、
どうも、大臣たちは『そんな悲惨な話は作り話ではないか?』と思ったようです。
いやあ・・・、割とうじゃうじゃ、いると思いますよ。
だって、単身女性の非正規解雇が180万人でしょ?
私は現場にいたので、その周囲からの眼差しからの想像ですが、会場が冷たかったのはもしかしたら、これまで特別委員会の開催に反対とか、ウクライナ事変への声明とか、北京オリンピックへの人権問題における非難決議などですよね。あれで皆さんに、「???」と思われていたのではないか?
れいわさんは「反対決議」などを、理由をきちんと説明しながら、何度か出していますが、あの人たちはそんなものは読まないでしょう。その内容に関して、先方が何かしら「なぜ、当然と反対の意見を表明するのか?目立ちたいだけのか?ふざけているのではないか?」などの偏見を持つ、ということはあるかもしれませんね。つまるところ、「こんなことにも反対したのか?理解した難い!」という、、、、回答結果だけの判断で、内閣や他党から「何なのこいつ」ということで、線引きされることは否めないと思っています。
今は、単独ではなく、三人で話し合って決めているのでしょうからね。しかし良く考えたら、大石さんがよく喧嘩する、という話も、その辺にあるのかもしれないですけれども。まあ、、、、そんなことを私が呟いても、私より100倍賢い山本太郎さんがジャッジすることですから、「脅迫による内外からの強制」という、不自然且つ憂う必要のある理由でないならば、この党首は非凡であり、先見の明があるのだろうから、別にそれでも構わないのですけれどもね。
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やっと貰えた質疑時間は、たったの15分だった。10時間中??。。。次の質疑はまだ未定です。山本太郎れいわ新選組代表は、貴重な質問時間の中、冒頭にこの件についての苦情を述べ、民主的な考えに基づいて配慮ある時間数を用意して欲しいと訴えました。
▼オフィシャル(15分という持ち時間について)
なるほど。本来は維新がもっと他党に融通しないといけないと。いうことでした。関係から言って難しいとか、言いよるのかね?決まりはないのかな?
▼朝日新聞 (それでも、中と外では大違い)
2019年6月以来の委員会質疑。思えば、小沢さんのお陰で、沢山の委員会に出られていましたね。恵まれたことでした。おそらく 今回も小沢さんが代わって下さったと思われる内閣委員会のポジション。これもまた親心、ありがたいことです。
15分の質疑作成は、高井幹事長が言うとおり、一球入魂でしたでしょう。そして話すときは、汗をかくほどの集中力と思います。立憲の議員もポジションをお渡ししたからには大注目。凝視しています。気が抜けないのは言うまでもありません♫
PS
ところで、私は建物マニアですが、今回の内閣委員会は、別館の3Fで行われましたが、あまり面白くないお部屋でした。壁にかかっている肖像画は、なんだかなあ、といったものばかりでした。
議場はコの字型ではなく、ロの字型でもなく、教壇に対して生徒が一斉に前に向かって座るようなスタイル。黒い皮椅子が、黒板に向かって並んでいるかのような。大部分の委員がパネルディスカッションを観るその他の人々、のようになってしまう。
傍聴席から質問者の表情は見えません。はっきりいって議場が討議というよりは、先生に何か尋ねるみたいで。気分的にはクリエイティブにはなりにくいんじゃないでしょうか。
そういうところも、学校嫌いの山本さんにとっては、何だか燃えにくい、という感じはしたのかもしれない笑。
議場で少し後ろ姿が心細く、嫌がらせに憔悴しているように見えましたが、動画で見るとそんなことは全くなく、以前よりも質疑は簡潔に洗練されていた、といってもいいかもしれないです。
参議院議員の時は、とにかくバッターボックスには入るや否や、バッターをブンブンと振り回すかのようでしたが、今は、簡潔に鋭く、そして厳しく迫っていると、いうところでしょうかね。
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<記者会見では、完全に持ち直して>
記者会見には記者が沢山。開始までの間、趣味の良い空間を作るjazzの有線かな?BGMが流れ、私達の気分も落ち着き、一定のステイタス感覚まで生まれる。いつも立憲記者会見でお会いする記者さんたちも、山本太郎さんの弁論復帰には、少しは夢が見られるかな、と言った高揚感が感じられ。。。
▼記者会見動画記者への答弁、問題分析の説明、視点は鋭くて、データを使った説明は明白で、やはり本当に素晴らしいので、貴方にも見てほしいです。(私も質問しています!)今日のファッションも見てね
「たった15分でも、国会の外からと、中でとは大違い。やはり国会へ帰ってこれて良かった」と、山本太郎さんは、記者団にお話されていました。
<さて、記者会見の話題、目次こちらです>
・憲法改正は、国民のニーズか?(衆院選前の時事通信資料)そうでもないよ。
・食糧支援は止めてはいけない、金を出し、民間と連携すればいい。
衆院選前の、通信社の出したグラフを見て見ましょう。
・もう予算繰りは破綻しているのだから、予備費或いは財政出動で対処したまえ。
・現実のこと、何も見えていないと思われる大臣答弁で、非常にがっかりした。
・食糧支援のショートは「想像外でした」という答えしかあり得ないはず。なぜ想像できた、と言うのだろう?
★明らかに民衆を殺しに来ている→「想像していた通りショートした」という言葉
★ワクチン副反応は「疑いがある」時点で補償は支払われるべき。
私の知人は亡くなった。自分もワクチンは打ちません。各人の自由は確保されるべき
★広域火葬の通達が出ている→明らかに災害でしょ?
福祉サービスの中抜きで、葬式の準備だけされてる。 気をつけたほうがいいですよ皆さん。明らかに殺しに来ている。
・コロナ患者は、「孤立してます・孤独です」それを承知してやって欲しい。
・台湾有事でどうする?→ 威勢のいい事言う前にに国内の有事にしっかり対応してくれ
・アメリカで15万X3回の給付75%は消費に使われた。はよう金を撒け。
・コロナ蔓延→ 堤防のかさ上げが急務。保健所体制、看護師リクルートもしてない
・大臣から面白くない答えが帰って来たとしても、議員バッヂがあることは大きい。
・一喜一憂している場合ではない。私は否定されても、必要なことは言い続ける。
・岸田さんの誓い反故される→ 踊り子は変わっても振付師は変わらないので当たり前
・長い年月、経済政策を間違って来た自民党に、経済政策を期待できるわけない。
・新しい希望を持つには、自分たちで何かを産むように準備しなくてはならない。
・僕は減税マニア。立憲の前執行部の描く消費減税は「足りてない」と思ったから。
・政党は外に向かってメセナの手伝いはできないのか? →仕事が違う。しかし、良い社会システムを事業化することはやってもいいと思う。
・自分たちが言っている財政政策の意味がわかる人を増やすしかないんですよ。
・緊急事態より、災害指定。本気なら、そうするはず。
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