小西議員(&放送法の解釈変更撤回を背負う&国民を守る日本国憲法軽視に闘う)を貶めるための共同記者会見(4月7日泉代表会見)の記録
【泉代表4/7冒頭発言】
1、昨日の夕方、陸上自衛隊のヘリが消息を絶った件
愕然としている。とにかく全ての方のご無事を祈っている。機体の一部が一刻も早い捜索・救助に、取り掛かっていただいていると思いますが、全力を尽くしてほしい
2、「防衛力強化財源確保法」が昨日、本会議で審議入り
今日から財務金融委員会で議論スタートする。我々としては防衛増税反対で改めて明確に論陣を張る。「1兆円」ということは、与党の側からも従来の圧縮できるのではないか?という声がある。この防衛予算は多すぎる。与党は財源を「禁じ手」で財源を確保しようとしている。
予備費を過剰に積んで、防衛費に転用して行く積りらしく、予備費だけではなくコロナの「基金」も国庫に返納させて、資金洗浄、防衛費ロンダリングをするつもり。国会の承認を得ないで財務省が自由に使える掴み金。引き続きしつこく指摘して行く。
→ この会見の後、TVのニュース解説でも取り上げられるようになりました。
防衛費そのものが4年間で43兆円というところに、二重・三重に研究開発費用の計上や、単価の高すぎるものなど、あるのではないか、計画全体に見直しが必要な部分があるのではないか、など、わが党で精査する。
個別の課題を明らかにし、論戦でそれを国会で訴えて行く。特別会計の剰余金だとか、政府資産を売却しても、こういうものをとにかく防衛費につぎ込むということになっているので、これでは、まず、他の分野に予算が廻らない。
今年度の予算で見ても、防衛費は26%UPだが、農水や経産予算は下がっている、子育て政策についても伸びていない、安易な増税が行われようとしていることについて我々としては繰り返し、選挙で訴えて行く。
3、韓国が公開した、統一教会に関する外交文書の件
統一教会の文鮮明氏が30年前に来日する際、本来は入国できないはずが、自民党の金丸副総裁が入国を手引きしたことが、この外交文書で明らかになった。政治にけじめをつけることが必要、各選挙においても、旧統一協会との関係は、排除されて行くべきもの。
→ 韓国政府の所作は、日本の国民の要望に応えるかの様で素晴らしい。泉健太代表との会談から、好ましい結果が引き出せていると感じる。
会談に、一定の成果か?
4、中国のウー・ジャーハオ新大使に、本日、表敬訪問を受ける予定
スパイ容疑で拘束されているアステラス製薬の社員については、苦言を呈してみようと思っている。外務省ともやり取りをしているのだが、まずは中国の言い分の中身が不透明で、世界各国の逮捕者の例も概ねそうであるらしい。日本人にスパイ行為をしないように教育指導しろと言われても、逮捕経緯がわからないのに、教育しかねる。
中国とのビジネスが恐ろしいと、多くの企業から不安の声が上がっている。オンラインでしか仕事をしたくないという声も上がっている。中国における法の透明性を高めていただかなくては、ビジネスの場も盛り上がりようがない、と伝えようと思っている。
5、維新の馬場代表が、政策協議を凍結との報
自分や国対や政調に直接、連絡があって言ってきてもらっているわけではないが、その話は聞きました。政策協定はあくまでも(選挙のためではなく)国民のためであるので、維新がまた、選挙が終わって連携できるスタンスになったら、続けるべきと思う。
様々な不正や天下りなど政府与党を糾して行くためのいくつかの論点があるため、調査を続けて行く必要がある、久徳法など教職員の労働環境の改善など、国民の目線に立って一緒に推し進める必要のあるものが出番を待っている。
維新さんとは、原発や憲法に関し考え方が違うものもあるが、国民にとって必要なことを国会議員が力を合わせて成し遂げられるよう、共通の目的に対しては国会内で団結して行きたい。
6、大分にて、吉田忠智さんの応援に行ってきました。
補選では3名の当選を願い、頑張って盛り上げて行きます。統一地方選についても、前半の9日の投票日に向けて、ラストスパート、出来る限りの当選に向けて、応援に回ります。
政治家は、地元の人にとって、要領も悪くないが愚直で、平凡な人間の心がわかる人が頼もしい。
7、政府の少子化対策について、社会保障料から財源を捻出する?
財源が元々書いてなかったのだが、その段階から社会保険料に真っ直ぐ行くというのは大きな筋違い。可処分所得を増やすことができないのであれば、対策した意味がない。若い世代は、子育てや教育で、家計が持たなくなるから産まないのである。安易に財源にできるとは思えず、安易に認める訳には行かない傾向である。
【記者とのやりとり】
1、朝日新聞。統一地方選、前半の手応え、国会への影響について問う。
各地で良い手応えを感じる。多様性を反映する議会、自治体作りに於いて、立憲民主党の力が必要になると訴えて行きたい。色々な選挙は当然、国政に影響を与える。
2、産経新聞。小西議員の処分について、現在はどうなっているか。参議院の法務委員会で、委員会と矛盾した本会議での賛否、御党の議員が間違えたらしいが、ご存知か。衆参で法案への対応が分かれるということはあるのか?
小西議員の記事訂正依頼は、編集権の侵害だ、として、印象操作の意味不明な記事を謝罪しない産経新聞
まさに、幹事長のところで、党の規約に基づいて精査しております。法務委員会の件は聞いていないので、参議院の執行部に確認してみます。普通は見解が分かれる事はないです。
3、読売新聞。小西議員の件についての党の対応(処分)について、リーダーシップを発揮できたかどうか。小西さんの処分についてあるべきを、代表個人の考えを伺う。
わが党においては「党の運営を正しく行う」のがリーダーシップだと思います。決して党の規約を無視して代表が独断で何か人事を行う事はしないのが立憲民主党です。ワンマン決定、それはわが党にとって正しいリーダーシップではありません。
先週の段階で、私は私の個人の見解(罷りならんと思っている、党の見解と異なる、自分の正義に拘って言い過ぎはいかん、更迭と思ってもらっていい等)の発表を行っています。今、党内での段階では、党の規約に基づいて、幹事長が精査しております。
立憲は、党内も地方分権や民主合議制、優れた議員達の総意を汲む様、規定で纏めている。
4、時事通信。憲法審の幹事会で、馬場代表が小西議員に謝罪を求めていますが、ご対応はどうするべきと思われますか?また、維新から正式な申し入れは無いと仰っていますが、立民から維新側に何かお話をして行かれるかどうか、教えてください。小西議員については、更なる対応が必要という事で宜しいでしょうか?
政策協定は国民のためであり、我々は野党の窓口としてのスタンスは持ち続ける必要があると思っています。今回の件で各党の感想はバラバラであったと思います。憲法審の中で何か決まってくるならば、会議体としての結論に対応する事はいたします。
ただし、一つ一つの政党からどうのこうの言われたから、どうのこうのではないということは原則だと思いますね。私は小西議員について更なる対応が必要だと言っている訳ではなくて、対応は今、キチンと行っています、とお伝えしています。それが、幹事長の元で精査をするという対応です。
5、西日本新聞。千葉5区の補選について前回の選挙で候補者調整が出来ている共産党との関係についてですが、今回は共産党の方も候補者を擁立していますが、今後の調整はあり得るのかどうか教えてください。また、その協議はこれまでと、これからとあるのかどうか教えてください。
候補者を降ろしてくれと、他の政党に言っているという事は行っておりません。他に何か、調整の余地がある事があれば、進んでやりますが。候補者を降ろしてくれという調整をした事は、今回はこれ迄も無いですね(笑顔)ただただ、宮崎さんの必勝に向けて頑張ります。
千葉5区は共闘の雰囲気の有無を見ていたが、各党から出馬するとの事で野党はお互いを尊重した。当然の事だ。粛清ゲーマーのようなマスコミ記者の思考に陥ったら、国や地域の人々の心はズタズタにされてしまう。
6、佐賀新聞。大串選対委員長の、自民党議員の為書きについて代表の所感と、党としての対応があれば教えてください。本人から報告がありました。まずは党の規約にある様に、立憲の候補の居ない選挙区であるという事と、今までの人間関係の中で、後援者から頼まれて送ったものと承知しています。
全国見渡してみれば、保守系無所属とか、敢えて積極的に、しかし自民党にと言うのは少し珍しいかなと思いますが、ある意味支持拡大のために、そういった事はよくあるのかも知れません。しかし、今は大串議員は党の選対委員長という旗振り役ですので、ウイングを広げることも重要でしょうから、そのバランスの中で行動をよく考えていってほしいと思っています。
処分するという事であれば、幹事長が情報を収集して我々にはかることになりますが、まだ何も聞いていません。
7、FACTA宮嶋。サル発言、その後の前代未聞の会見、Twitterでのスラップ的な言葉の羅列は、不祥事かと思うが、その意識はあるのか?不祥事というのは、社会的な信用を落としたという事です。「罷りならん」と思いますが。国会は言論の府である!
まずは、小西さんを呼び捨てにはしていません。。。これは東スポさんなんですけどね。私は小西氏、と呼んでいます。改めて、不祥事?というのは、其々お人によって感じ方は違うと思いますが、私は不祥事という言葉は使っておりません。が、しかし、小西議員を「悪い」と感じていないなら先週、私からの謝罪もしていません。現在、党としてどうするかについては、幹事長が精査し、対応しております。
そのお話、一週間遅れでは無いかと思います。「罷りならん」という言葉は、宮嶋さんに先んじて、私からも先週お伝えしております。行き過ぎた言葉、発言には気をつける様に申しております。これからも明確に言っていきたいと思います。
問題はサル発言ではなく、コッチです。磯崎氏を高市氏が庇って嘘をついた事。
8、日本経済新聞社。少子化対策の財源について、社会保険の財源を使うことについて精査が必要だという事でしたが、批判も精査ということでよろしいですか?
使い方も負担の額、枠組みから何も示されなかったので非常に中身を心配していた。底上げではなく本当にちょぴっとかもしれませんから、今回の社会保険の中身がわからないままの賛否は言えないですね。
9、共同通信。賛否について大枠が示されていないからなのか、中身によるものなのか、もう少し詳しくお願いいたします。また、後半国会で、防衛費の財源ですとか、コロナ対策費のあり方などについてのお考えもお聞かせください。最後に、小西さんの件が維新との連携にも響いていますが、選挙に与える影響について、お聞かせください。
社会保険料に手を出すならば、現役世代の負担になりますから、可処分所得が増えませんから、子育ての助けにならない、本末転倒です。これまでの子育て政策のよくなかった事は、子育て世代に不安を与えてきた事にあります。今回も同じ文脈です。子供を産んで大丈夫なのか?と思わせてしまうこと自体がダメなんですから。防衛増税はやり過ぎ。反対です。
出典:東京新聞
増税するほどに防衛費を積む必要はないはずです。明確に反対します。また、予備費が異常な状態に置かれているのだと、国民の皆様にお伝えしなければならないと考えています。また、ワクチンの購入に関する検証も見ていかないといけない。無駄が無かったのかどうか。世界の購入の仕方と比較する。
また、子育て政策で前倒し出来るものは働きかけていく、防衛費ばかりに振り向けるのではなく、国家財政のバランスを子育て中心に変えていくべきと訴えて行きます。各候補と仲間達は、これ迄も個別に実績を積み、ボトムアップの政治を大事にしてきた、一人一人の政治家ですので、その仲間達の実績や誠実に、最後まで信頼を寄せていただきたいと思っている。
10、フリーカメラマン、堀田。小西問題が千葉5区の補選に影響を与えていると思うがどう思うか。また、小西氏の後任の杉尾議員はご迷惑をおかけしましたとか日本人的な謝罪をしませんでしたがどう思いますか。山口2区に関して、菅直人・近藤昭一・篠原孝さんが、昨日、平岡さんを応援してやってくれという記者会見を開きましたが、それはご存知ですか?
堀田さんに言ってくる人もいれば、私達に言ってくる有権者もいます。様々な感想があるのだと思います。一概に断定しません。一人一人の党議員の発言や在り方に関するコメントはしません。会見については知っています。各議員が平岡さんの応援に入るのは構いません。
11、クミチャンネル。種子条例の設置は立憲民主党だけで評価できる。他に特徴的な、統一地方選の施策は何か?
インクルーシブ・防災。被災の時、弱い人も病気の人も一緒に避難所で過ごせる様な対策を考えています。
避難所がどんな場所になるか、想定を重ねてシュミレーションしていく。
そして多様性ですが、これからの日本は人口減少に伴って、多くの外国人を入れていかないと社会が成り立たなくなっていきますので、多文化共生の自治体作りが必要になってきます。
それと、地方自治を強めるためにも、再生可能エネルギーを増やしていく、住宅の対応を増やしていく、太陽光、断熱、蓄電、これらを地元の業者に発注していく、地域で経済を回すことを考えています。
12、クミチャンネル。岸田総理の首相の演説会への参加に5000円の日当が払われていた件についてどう思うか?公職選挙法で、早く改善すべき事はなんだと思うか?深刻な内容では何かないか?
立憲民主党で精査していきたい。非選挙権年齢の引き下げはやってもいいと思います。もっと深刻な事案、それはまた、教えていただければ対応したいと思う。
子育てと地方選、ガンバルッ!
泉代表、今回も、盛りだくさんで凝縮された情報、そしてあるべき姿を発信してくださり、ありがとうございました。
小西さんに対するネチネチとした謝罪要求は、本当に我が国を壊すものと認識できる良い機会でした。自民党の方で訳の分からない内容で追い落とされる議員さんにも、何か善行があるのかもしれませんね。
粛清の体制を強調すると、ロシア・中国・北朝鮮風だなあと感じますね。マスコミも政治家も、まずは日本国憲法と国民に忠誠を誓う為のサインをして、仕事に臨むべきですし、それが出来ないならば、国民にとって用はありません。
原発マネーで高額な給料を払い、外国の勢力のための仕事をしてしまっては困ります。北朝鮮がミサイルでバンバン威嚇して来ますが、後ろにロシアの意思がないとも限りません。原発を再稼働している事は、悪夢でしかありません。
報道は上層部まで人を入れ替え、国民にとって真に意味のある情報を発していただきたい。学歴ではなく、その岐路を見極められる方に第一線の記者をお願いしたいと思います。
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