折角の予算委員会質疑枠の予定が消されてしまった。
▼2月17日れいわ新選組の記者会見公式動画をご視聴になる方はコチラを!
https://youtu.be/V-K-zuv-pfw
「明日の予算委員会出席の予定が消されてしまった。」
東京新聞の記者の質問に答え、山本太郎代表は説明を始めた。野党の番記者達は知っていたようだが、私には初耳である。立憲民主党は、質疑枠を譲ることを承諾したのだな。
聞くところによると明日は大事なテレビ入りの予算委員会。立憲民主党は終盤になって、れいわ新選組に予算委員会の質問の時間をくれる事になったらしいのだった。
(そもそも前執行部の時から約束はあったと山本代表は仰る。)
れいわ新選組は、山本代表が立つのかと思いきや、維新への波動砲の大石晃子議員を準備したという。しかし理事会以前の根回しの段階で、維新が反対して話が進まなそうだと言う連絡が入る。理事会で全会一致見ないと立憲との選手交代は叶わないので、「無理ではないかと思う」という内容の連絡だったそうだ。
ー 維新、露骨だ。恥ずかしくないのか?普通は問題なく承認しますよね。
山本太郎代表は諦めず、理事会で維新に正当な理由を述べさせるよう立憲を通して求めた。ところが翌朝8:40、理事会では維新が反対を取り下げた。しかし代わって自公が反対したという。「前例がないから」というだけで。
結果、れいわ新選組の登壇はお流れになったのだった。
「維新が大石の砲火にさらされるのを国民に見られたくない」
言い訳にもならない理由で反対した自公。維新と握っているのが明らかなのでもう、笑ってしまう。維新はスラップ裁判はするけど、議場で勝負出来ない、と言う事なのだろうね。よーくわかったわ。
▼「山本太郎を伝える動画」なるみさんの、更なる解説動画
私は立憲民主党がわざわざ時間を削ったことを考えると、山本太郎代表が立つべきであったと思うのだけど。山本太郎であれば、降ろされなかったかもしれないのに。ねえ。立憲さんが元首相の野田氏を出した日ですからね。先方もガッカリされた
しかし、山本太郎代表は自民党の人から別の裏話を聞いたという。
「立憲民主党は日程闘争をしているんだ。月曜日で終わらせないため。予算委員会審議を火曜まで伸ばす交渉を持っていた。選手交代の要望は2番目の交渉事だ。2つも交渉内容を持ってくるな!!と言う事だよ」
えー?
本気にしていいかどうかわからないけど、
こんなに不自由なのか、立法府。
本当に民主主義を保持する機関なのだろうか?
民主主義とは単純、多数決ではない。少数派の意見をちゃんと聞いて取り入れるのが本当の民主主義である。維新の地団駄、庇う自公。何じゃそれ、クリスマスの幹部会。
(倫理的に、それくらい昔の自民ならなんとかしたよ!と思う)
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次の記者に、予算委員会で何を言いたかったか?と聞かれた。
「社会を維持できるように、直ちに財政出動せよ」という内容だそうだ。
山本太郎代表は、記者達に向かって手際良く問題点を告げた。
この日は立憲民主党でいつもお会いしているマスの記者が大勢来た。
・当然の気配りがない。少数会派に対しての発言権確保してください。
・大会派しかいない国会になっちゃって民主主義定義的にどう見られるか?
・我々だって後ろに200万人の国民が居ます。
蔑ろにされる規模ではない。
・今後、超党派で問題を解決していきたいのであれば、土台をしっかり作ってくれ。
「しかし、立憲さんとの約束も保留されたので、また次の機会に予算委員会で立たせて頂くことは可能かと思う。その時には頑張りたい。」と前向きに笑った。
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ここからは、他党では決して見られない記者会見の模様である。NHK記者から、憲法議論の内容毎の意見について聞かれた。緊急事態条項以外で所感を教えてくださいとのこと。
どうも、各政党にアンケートを書面で?回収をしているらしいのですが、れいわは答えていないらしく(今日、アンケートに答えずにお手紙を返そうと思っていたそうです。)
NHK:憲法の個別の案件について意見をお伺いします。
1、自衛隊明記について、改憲4項目に書かれていますが
2、夫婦別姓について、民法で認められていないですが
4、外国人参政権について、憲法15条で認められていないですが
5、環境権について、、新しい人権ですが ・・・
山本太郎代表は、一蹴という感じで、記者を見つめた。
「そこが問題じゃない。優先順位、わかってますか?NHKさん。人がたくさん死んでて、経済もずーっと悪い。一刻も早く対処しなければいけない場面でしょ?」
「なぜ、このような4つを出して見せるのでしょうか?なぜか?一種の誤魔化しでしょう?憲法改正が必要そうな雰囲気を作るため。でもそれらは飾りにすぎない。彼らが本当にやりたいのは、、、つまり本丸は、やはり緊急事態条項でしょう?」
「 緊急事態条項とは、実質的な”国会潰し”、なのですよ?立法府の無力化する瞬間を作る。いつまで?まさかNHKさんは、この事を平気なことだと思ってるんですか? その免罪符を、”時の内閣”に渡す事の深刻さ、わかってますか?」
「民放ではなく、他でもないNHKさん、あなた方に見えている優先順位は何?今、目の前で人がどんどん、死んでいってる。その前でそんなことを言っちゃいけない。なぜ、今のような緊急時に憲法の改正を切り出さなきゃいけない?しかも、最初からどれも、法律でできるのに?」と切り返した。
夫婦別姓、法律変えれば出来るでしょう?環境権なんか、わざわざ作らなくても、法制強化すればいいじゃないですか。あれも、これも、それも、法律の強化や作成で対応できるでしょう? なぜ、憲法を弄る意味があるの?それにしても、もっと先に議論すべき事があるでしょう?
「死にそうな人々を早く助ける事の方が先でしょ?違う?? そんな<憲法議論>に今すぐやらなきゃいけない優先順位なんかあると思ってるの?」
「前回私が、記者会見でグラフで説明した通り、 国民の関心として憲法改正の優先順位は低いんですよ。憲法改正が必要みたいな空気を醸成しないで欲しい。」
↑ 前回の記者会見の模様。パネルにご注目。憲法改正の項目は最下位のようだ。
「それより重大なことは、今の憲法が守られていないことなんですよ。ほら、憲法25条の生存権はどうなった? 現政府は今ここで25条を保障してないでしょう?一番死にそうな人たちを助けに行ってない。見殺しにしてる。バラマキは相変わらずお友達にだけ。国会もね、感染症法2類から5類へ移せ、なんて話してる場合じゃないでしょ? 死者は今までで一番多いじゃないですか。」
「一番の問題は何かって?国会の進行は憲法を守っていないでしょう? <憲法が守られていない社会をなんとか止めろ>と言う事の方が、 そもそもの一大事、重要な問題です、そうはは思いませんか。この国は憲法で、生存権を保障しているんですよ。何が何でも助けるのは憲法で決められている”国の仕事”なんですよ。国民の見殺しは憲法違反ですよ!」」
「オミクロン軽症って言ってましたけど、随分と今、人が死んでいってるんですよ。死者が前回よりむしろ増えている時に、<改憲に心血を注いでいる自公政権>って異常だと思いませんか?」
NHKさんは一体誰に向けて風を送ってるの?と、私は思いました。貴方達は国民から受信料を取っている公共メディアだ。単なる民放ではない貴方達が、憲法改正を後押しするような空気を醸成することに協力するなんて、絶対にしちゃいけないんですよ。もっと公共メディアとしての自覚を持ってください。もっと公共メディアとしての立場を弁えなさい。」
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本日は、お初、高井さんの司会でした。
全国のボランティアを統率し、もう既にそこそこの風格です。若手と言われた立憲の新幹部の事もあり、連携にも要となってくださる事、間違いなし。高井さんはこの度、国会解説の番組をスタートさせます。
▼高井たかし幹事長 国会報告 第1回
堀田堀田喬さんが、グローバルダイニングを持ち出して、飲食店や中小企業へのの対応を聞く。
「分断を激しくして、問題の本質、無政府状態な事に目を向けさせないんですから。」真理である。
最近の野党分断に熱心な一部マスコミの風潮もそうだ。
フリーのベテラン女性ライター、安積さま。此処で会うのはお初だ。
↑ 狭い会見場だが、今回はすし詰めになった。
「今日はこれから、夕方に岸田総理の記者会見あります。山本太郎代表の、何か代わって質問してきますが。何が良いですか?」
山本太郎
「支給してきた食糧の予算が切れている。予備費を使う約束が欲しい。閣議で決定して欲しい。」
「政府は今、死にそうな人達に何もしないのか? レスキューも出来ない国にその先を夢想する資格はないでしょ。」
「死にそうな人 に補填しろ、棄民政策を今すぐ、やめてくれ、と伝えて欲しい。」
「新しい資本主義、経済安全保障、そんな綺麗事言う前に、まずは飢えた人々に食糧を配れ、予算を融通しろ、と伝えて。」
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