皆んなの心配するコニタンのこと

小西洋之さん、放送法の解釈について周到な準備をして撤回に挑みましたが、途中で高市大臣の辞任問題に固執、筆者は記者会見で磯崎氏の問題に押し戻そうとしたのですが、高市氏に対する愛国組の想いは強く、小西さんが悪者にされる可能性は高まると危惧していました。

そんな中、参議院の憲法審議会の筆頭として君臨していた小西議員を意味のわからない言いがかりで、維新とマスコミが結託し、猛攻撃を始めました。
小山久美子(Moniquekumi) 2023.04.09
誰でも

憲法審査会でも改憲派にとって大きな壁であった小西議員。今回の事件は、小西議員が本当に国民にとって価値があり、肝心のことに対して闘い、彼らにとっての致命傷を攻めることができている証拠だと思っています。放送法と、緊急事態条項、という小西議員が負ってきた案件は、私たちにとって自由社会を取り戻すために本当に本丸の戦いです。

アシストしましょう。

TwitterなどのSNSネット工作も、今回はリトマス紙になりそうな勢いですが、そんなエセ現象に戸惑う必要はありません。日本人はよく「世間様」なんて言いますが、現在は、「世間様」がフェイクなのですから、「自分の奥にある観音様」にご意見を伺った方が、正しい結論が得られるというものです。人の道、守るべきもの、考えて見ましょう。

小西議員が、憲法審査会についてのサル・戯言発言を持って、大問題化されているのですが、みなさんは、どう思われますか?なぜ、マスコミが維新を「裁く側の上位」に演出したがるのか、そこが一番、不可解に思えますよね。フリーランスを名乗る記者までが、「小西の言動は不祥事だ」などと言いだす始末でした。これは、出版界を含む、マスコミという場所が、そういう場所だ、ということでしかないです。

「報道倫理に反して攻撃的な報道を行うのはおよそ言論報道機関とは言えない。元(総務省)放送政策課課長補佐にけんかを売るとはいい度胸だ」

と、小西議員がフジテレビという報道機関をたしなめた一幕がありましたが、実に立憲民主党が負け続けているのは、こういったマスコミ報道の故意の悪意ある虚偽報道の訂正が、いつもきちんと出来ていないからであり、私は、報道の愚民化に耐えられない一般国民として、放送法の議論同様、いくらか痛快に思いまして、胸の中で呟いていました。

「立憲の中でも、やはり小西さんは元気で腰抜ではない。しっかり言ってくれて良かった。」

さて、まずは第一報の通信社の倫理がどうなんだ?という話があります。故意なのか、天然なのか、『ユーモアだったのか否か』ですね。天然だった場合ですが、もしかしたら若い頃はウィットに富んだ爺さん達の戯れ言が理解できないのかも知れません。

小西議員の発言は、それこそ昔70年代の欧米の映画に出てきそうな『有識者による痛烈な皮肉』と言うものでした。例えば、素晴らしい調度の並ぶ部屋でソファに座り、学者達がコニャックなど啜りながら、物事の真理のわからない奴らを罵倒する。。。欧米の爺さん達は、もっともっと口汚い位ですが。だってこれ、同意する有識者、憲法学者達ならば、腹を抱えて笑う場面だし、護憲派の多くの市民だってそうするだろうと思います。

そういう意味でいうと、小西議員は、自分より若い記者達に心を許し、文化を教えるつもりで、そんな飲みのようなノリで話していたんでしょうねえ。しかし、エリートになる為に走りぬいて来た記者さんには、古い映画など観る時間なんて、無かったのだろうなあ。でもむしろ、明石家さんまのサンマ御殿でも、笑いの場面になれると思いましたけれどもね。

このユーモアが解せないということは、基本的事実が一般的に共有されていないということでありますし、そうでないならば、今のマスコミの記者さんにとってはむしろ印象操作が仕事だということになります。ご自分達が、世の中とは隔離された異常な世界に生きていることが、わからなくなってしまっているんです。推察するに、ある意味、刺激的すぎ、忙しすぎる毎日なのでしょう。

尤も、時事通信社などは、クオリティペーパーにだけではなく、以外とスポーツ新聞や週刊誌のための、面白おかしい、もしくはパソコンで見るときに「ふわっ」と浮き上がったり、又は「ゾクッ」と印象に残るものを、「しれっ」と流すものらしいので、ある意味常習犯です。

もしも通信社の記者が、「ユーモア」で発信したのであれば、反応の仕方として、維新や国民の議員さん達が受け取り側として『野暮』、又は「ヤクザ」という事になりますでしょう。

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さて、立憲民主党から見ても筆者から見ても目に余るほど、維新の議員さんたちは、憲法と法律というものについて区別さえできていませんでした。これを助長する国民民主党の存在の仕方も国民を背いていることであり、良くないです。

はっきり言って、社民党・れいわの支持者など、日本の戦後教育を受けて来て、世の中を信じて来た国民にとっては平場から彼らを批判できるほど、そう思えるほどの”無知さ”に見えていました。どうして国会議員が、憲法の意義をわかっていないのか、これまでもずっと私達は、首を傾げて来ました。

民主国家の先達、アメリカでは国家に務める者達は、合衆国憲法と国民に忠誠を誓います。時の権力者に忠誠を誓うのではありません。ところが、日本では時の権力者が憲法を軽んじ、勢力に追従する者達は、野党でありながら、与党が憲法を護らないで平気で傍若無人を行う間、権力を恐れて糾弾を行なっていないわけです。これだけでも国民にとっては、国会議員の重大な過失です。(もしかして不正選挙で勝ったような輩だったから優れないのだろうか??)

憲法の意義や基本を知らず、それを無視して、時の権力に媚びへつらい、勝手な議論を進めるのならば、それこそ国政に就く資格はなく、議員辞職に値するのであります。小西議員は、陰口などではなく、面と向かって言ってやって良かったくらいのものであります。

謝ったら謝った方が悪いと解釈するのは、頭悪い若者の最近の傾向です。

謝ったら謝った方が悪いと解釈するのは、頭悪い若者の最近の傾向です。

小西議員のこのサル&蛮族発言からも、何もわかっちゃいない低レベルなところでの議論で毎週の時間を、公聴会のようにただのプロセスという実績を積むために費やすのが馬鹿馬鹿しい訳で、軍備のことは夢中で勉強するのに、憲法の成り立ちさえもわかってない人達がカラ議論を振り回すのが耐え難くなっていたのだろう思います。

「自分たちの目論見を通す為だけに、よく基礎を勉強していない発言が飛び交う審査会を毎週やるなんて、暴走の為の装置だ、憲法に対するその態度、いい加減にしろ!」

という思いだったことが推し量れるのですが、ではなぜ、記者達にこれが推し量れないのか?

裏口入学で、本当は学力などなかったのかもしれませんし、或いは推し量ることを上司から禁じられているのかもしれません。「世の中はもう、変わったんだよ」などと社で根拠のない教育を受けているのかもしれません。金と晒し脅迫のチカラですかね?それしかないか?

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さて、それを友好的に食事会などを繰り返しながら、維新の幹部らに憲法と法律の違いを教え始めたのが、同じく立憲民主党の泉代表です。私はこれには舌を巻きました。毎日、維新の代表や幹部と何の話をしているのかと思ったら、、、共に与党を糾していこうという政策共闘の話と共に、憲法に対する考え方をレクチャーしていらしたのです。



現在、維新の会の方々が、憲法改正で実現したいと思っておられる内容は、実は、憲法を変えなくても、法律を作ればできるのですよ、とお話すると、馬場代表や皆さんは受け取ってくださり、憲法に関する意識を変えてくださっている。」

小西さんに「いつでも自分だけが正しいと思って言い過ぎてしまっては、一緒に物事を議論したり、話し合ったり、という風にならない。自重せよ。」と伝えたと言う泉代表、相手に違和感を持たせず、逆洗脳まで。。。実質的な成果を上げることを心掛けておられます。

実に、その内容を共同通信でお話しされた際に、産経新聞が虚偽報道を短文のウェブニュースで流されたのでした。これは、良い話が産経新聞にとって不都合に感じられたという事に他なりません。まずは「維新の会が、憲法と法律の区別も付いていなかったこと」がバレたら大変なので、もっとショッキングな口調で滅茶滅茶な事を、流したのではないでしょうか?

産経の記事の内容はもう忘れてしまいましたが(笑)何たることか!多くの立件支持者が怒り、代表を交代させよと、現職議員に多くの意見を寄せました。れいわ新選組の山本太郎代表も、これを本気にして侮蔑の言葉を吐きました。

次の記者会見で、朝日新聞の鬼原さんが自分の打った書き起こしを読み上げてくださり、実際のところがわかったものです。私がどんなに、訂正にエネルギーを使ったか、どれだけ私の時間を奪ったことか。この国では、マスコミが工作員の役割をするの?と、半ば、怒りに燃えています。

リーダーが「彼ら」に都合の良い人物にすげ替えられてしまったら、国家のハンドルはkみハゲタカさん達に握られてしまいます。我々日本人が追従すべきは、経済的に雲の上にいる人物達ではなく、何もかもが循環できる「地球」を創造した「大いなる者・大いなる意志」です。

メディアの嘘がいかに罪深いか、憲法に従えない人物達に、いかに国会議員の資格がないか、私達の未来を、運命を、虚飾により狂わせないでいただきたい。机を叩いて抗議します!!


著名で優秀な政治家の言葉。政治家であるからただの秀才ではない。行動力を伴う秀才であり、義理人情に聡くなければならない。その様な自分たちのスケールを遥かに超える人物の言葉を、普通なら理解できないなりに、汚い言葉も流して聞いて その心を胸に留めるのが普通だと思うのだが。

質疑の言葉遣いは、非常に慎重を期した美しい言葉遣いの小西議員。その議員の口汚い冗談、それは気持ちの吐露で有るから、その気持ちを推し量る事自体が、むしろジャーナリズムを助けるのではないだろうか。

『ああ、憲法を論じるなら、裁判のように一回一回時間を掛けて、吟味した内容による論戦を張るべきだと言いたいんだな』と。

それだけ、改憲推進派の政党、自民党は確信犯だとしても、維新の議員や、国民民主党の議員の、憲法に対する態度があまりにも軽々しくて酷くて、蛮族にしか見えない、と言うことだ。

しかし彼らは、無条件に改憲推進の肩を持とうとして、この様なボトルマン的な理不尽な批判を行なっているのである。わざと出ないのであれば、こういった文学的な思考回路が働かない若い記者団が政治記者担当で良いのだろうか?きっと会社は、朝駆け夜討ちと休日出勤をさせるから、若い世代を使うんでしょうけども。


そして、コニタンは記者団をエリートだからと、記者達を買い被っていたんだね。私みたいなフリーも入れて記者会見すべきだったと思います。それこそ横田一さんなら、その場の空気を変えてくれたでしょう。その点、コニタンは自分のエリート性に拘りすぎるきらいもあるのでは?案内していないんでしょう?

ホント、今って平河倶楽部の最上位にしか、そういう理解が出きる文化的な成熟度の高い記者っていないのかもって悲しくなります。私が憧れる記者の質問内容は、その位の方々です。本当はこういう重大な場面の言葉を扱う政治記者は、酢いも甘いも嚼み分けた、50代を当てるべきと思う。政治家の言っていることがわからなければ、正しく報じることはできないのだし。

政治家の皮肉の言葉も逃亡の言葉も制する事ができる実力。それと、カルト系のデスクは取り替えないと、日本の情報市場が死に絶えますよ。デスクさえもが、この稚拙な視点を訂正できないのですから、ホント、なんとかしてくださいよ、です。

文学部卒ならそんなこと理解できない筈がないので、根本的に「憲法よりも防衛戦力が大事」と言う誤った企業思想に依るものだろうけど・・・。まあ、コニタンも有識者として少し自分に酔ったような表現をしてしまいました。憲法学者の集まりや、酒の席ならともかく、です。

立民の泉健太代表が小西氏について「自制心をなくし、他者を攻撃するばかりではいけない」と述べ、参院憲法審の野党筆頭幹事更迭を表明したのは当然だ。ってね。泉代表はここでちゃんと、産経新聞の記者の気持ちを掴んでいることがわかります。この様な普遍的な価値観で、マスコミとコニタンを諫めている泉代表は見事です。

でね、立憲ファンで、小西さんを切った泉はもう終わりだとか言っている人々へ、憲法審査会の筆頭理事は降りても、論戦ができない訳じゃない。ちゃんと愚痴も聞いてやったでしょうし、元々は参議院のトップで話し合いをして決めた措置で、承認したのが泉代表です。

そして目立たないけれど、小西さんはネクストキャビネットの一員です。長妻政調会長=官房長官、のすぐ下に着いており、副政調会長として憲法に合致するかどうかの法案審議を取り仕切り、副官房長官として泉健太さんを支える同世代です。つまり、泉さんの片腕です。現在、岡田幹事長が今一度、言動の内容を逐一、チェックして調査するそうです。

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